実家の両親が窪川まで来てくれたので、四万十町の海洋堂かっぱ館に行ってきました。
入口から、かっぱのオブジェがずら~り。
母「あ、アマエビ!これアマエビでしょ!!(どやぁ(。-`ω-))」
いや、アマビエな・・・
というやり取りがこの日一番の傑作でした( *´艸`)
かっぱ館は、「四万十川カッパ造形大賞」の応募作品を収容していて、常時500点以上の作品が収容されているそう。
数多くの応募作の中から厳選された入賞作品は、圧巻の世界観で思わず見入ってしまいます。
展示スペースは見やすさが工夫されていて、多種多様な作品が数多く収蔵されているのに、乱雑に見えません。
それぞれの作品が丁寧に扱われている印象で、気持ちのいい施設でした。
古民家の屋外展示スペースもあって、写真を撮るのにうってつけでしたよ。
受付のお姉さんに「トイレの洗面台の蛇口もカッパが付いているんですよ」と聞いて、寄ってみました。
キュウリのレバーを回して水を出せるのは、全国を探してもここだけでしょうね( *´艸`)
近くにあるホビー館の方にも寄ってみました。
こちらは、結婚する前に夫と行った記憶があるのですが、10年前とあまり変わっていない感じでした。
フィギュアに詳しい方なら楽しめるのかもしれないですが、素人にはもうちょっと説明が欲しいところです。
以前 内子の古民家を訪れた際、施設の方がガイドをしてくださって、「見所を教われば、初見でも楽しめる」ということを実感しました。
目の前にある展示物を、お客さんにどう見せたいかで、説明の仕方も変わってくると思います。
「価値がある物を見た」「他では見られない物を見た」という満足感が、「いい施設を訪れた」「貴重な体験をした」という満足感になります。
もっと雄弁に、収蔵物の魅力を語ってほしいな、というのがホビー館の感想でした。
例えば、海洋堂ではどんな設備で、どのようにフィギュアを作っていたのか?とか、このディテールの技術がすごいんだ!とか、時代と共に変化する材料や顧客の好みの歴史とか・・・
知りたい事は 色々あります。
最近出会った言葉で、
「この世に存在する物は、全て誰かの意志が形になった物」
という言葉があって、すごく好きなんです。
目の前にある物、1つ1つに携った人の歴史やストーリーが感じられて、日常に奥行きが生まれます。
感謝の幅が広げられて、清々しく穏やかな気分になります。
だから、ぜひ観光施設の方々には、私たちが知らないストーリーを教えて欲しいのです。
せっかく今日も生きているのだから、昨日とは違う経験をしたい・・・
というのが最近の私の理想です。
どちらか迷ったら、行ったことのないお店を、食べた事のないメニューを選ぶ。
それが楽しい♪
昨日は、人生初パクチーを食べたんですよ(((o(*゚▽゚*)o)))
そのお話はまた次回♪