四万十市西土佐の夢ゆりの道
四万十市西土佐薮ヶ市の「夢ゆりの道」に行ってきました。
道の両側に、色とりどりの百合が並んでいます。
先日、「藤の瀬バラ園」に行った際、「夢ゆりの道」の看板を見かけたのですが、
こんなに彩りよく咲いているとは・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
百合=白!という固定観念があったので、ただただ 驚きました。
定番の純白。
白よりも白い。
なんとも清楚です・・・!!
白地に ほんのり赤みがさしたものも。
艶やか。
華やかな、赤!
爽やかなレモンイエロー。
山吹色にピンク、臙脂色など まだまだいろんな色がありました。
写真を撮ろうと近づくと、花のいい匂いが漂います。
百合のスッとまっすぐに咲く姿や、キリリと引き締まった花弁の雰囲気でしょうか?
厳かさや気品が一帯に漂って、極楽浄土みたいです。
最近、これまた花好きの母と、
「なぜ人は花を見ると癒されるのかね??」
という会話をしたのですが、自分なりの答えを一つ見つけました。
それは、前回 三原村の星ヶ丘公園に睡蓮を見に行った日の夜のこと。
シャンプーをしている時、閉じた瞼の裏に睡蓮が浮かんだのです。
形ははっきりしていませんでしたが、ピンクや黄色や白の、色とりどりの水玉模様が浮かんできました。
美しい物を見て感動すると、その情景が 自分の中を 小さなBGMのように流れるのかもしれない。
トラウマってあるじゃないですか。
すごく怖い思いや恥ずかしい思いをすると、心に禍根を残しますよね。
お花見は、それの逆バージョンだと思うんです。
美しい情景が、意識せずとも ずっと心に残る。
目を開けて生活していると、ついつい日常の、目の前の世界に気持ちを奪われてしまうけれど。
美しい物を見れば、美しい物が ちゃんと自分の中に宿る。
感動したイイ気分が、その時限りではなくて、ずっとBGMのように意識の底で流れている。
だから、人は花に癒されて、元気をもらえるのではないでしょうか。
これは、もっともっとキレイなお花を見に行かなくては~( *´艸`)
「美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい」
とはオードリー・ヘプバーンの名言ですが、
美しい花を愛でることもまた、瞳と心を潤わせるのかもしれません( *´艸`)