仁淀川町でお花見三昧

一昨日は実家の両親と待ち合わせをして、お花見に出かけました。

ネットで仁淀川町のお花見マップをゲットし、いざ出発!

 

仁淀川町に入ると、山肌のあちこちに鮮やかな桃色が。

名前の付いている観光スポットではなくても、地域が一体となって山桃を植えている様子が伝わります。

 

まずは「花の里公園」から。

駐車場では、桜が満開!

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アップで見ると、桜の花の中心は濃い紅。

小さな一雫の紅からうっすらと全体に色づいていく様が、なんとも艶やかです。

 

桜は遠景だとやわやわと霞んでいるのに、近づくとドキリとするほどに華やか。

坂口安吾の『桜の森の満開の下』のように、桜の下には現実世界とは別の時空が広がっているような気がします。

 

「花の里公園」は7年ほど前に夫と来たことがあるのですが、その時工事していた駐車場が完成し、広々とした駐車スペースになっていました。

手作り感満載の遊具や看板に、オリジナリティとあたたかみを感じます。

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駐車場から下る坂道は、白、赤、ピンクと賑やかな色彩!!
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以前訪れた時は初秋だったので、こんなに沢山の桃に迎えられるのは初めてです。

 

向かいの山肌にも、桃がずら~と並んでいます。
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こうして桜と連続で見ると、桃の方が生命力があって元気なイメージですね。

ツンと真上に伸びる枝ぶり、花の大きさや密度、色合いの濃さが、空間をチアアップしています。

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そして、この公園ならではの絶景がこちら。
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咲き誇る桃の奥に、仁淀川と山々。

ちょっとお空はどんよりしていますが、散策するにはちょうどいいお天気です。

(晴れていたらきっと暑かった・・・(;´∀`))


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宇宙旅行をした桜も植わっていましたよ。

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夜にはこの村の美しい星を見上げながら、昔旅をした宇宙を思い出しているかもしれませんね( *´艸`)

 

お次は、県の天然記念物にも指定されているひょうたん桜を見に行きました。
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ソメイヨシノより、花は小ぶりです。

その理由は、ひょうたん桜の名前にも関係がありそうです。


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蕾の形がひょうたんそっくりでしょ?

(ボーリングのピンにも似ています(^ν^))

 

ガクの途中がグッと引き絞られてひょうたん型になっているため、どうも花が大きく開き切らないようなんです。

 

これはこれで、ちまちまと清楚な可愛らしさがあります。

樹齢500年の大先輩だから、可愛らしいなんて言ったら怒られそうですけど( *´艸`)

 

山の斜面は、桜と菜の花のコラボレーション。
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絵にかいたような春です。

 

ひょうたん桜からの帰り道、道に迷って「池川ふれあい公園」に出ました。

桜並木が美しかったので、迷い子ついでに記念撮影。

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対岸は花桃ですね〜。

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今まで、梅?桜?桃?と全部一緒に見えていましたが、この日から見分けがつくようになりました。

本当にこの村は、至る所で花桃のおもてなしを受けます。

どちらを向いても美しい景色で、心が弾みっぱなしです。

 

お昼になったので、ドライブイン引地橋で昼食タイム。

ここで山菜蕎麦を食べようと決めていました!

 

・・・が、店内はちょうどお昼時。

コロナ禍以前に舞い戻ったかのような密、ギュウギュウ詰めのカオスです。

なんだかソワソワしてしまい、すっかりお蕎麦の写真を撮るのを忘れていました。

 

手打ちっぽい無骨さが残る太めのお蕎麦に、ちょうどいい濃さのお出汁、常日頃は食べる機会がない為にかえってご馳走感が漂う山菜・・・正解のチョイスでしたよ〜(*'▽')♬

 

ドライブインを出ると、すぐ前が引地橋の山桃。

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黄緑色の芝生とのコントラストがなんともやさしい。

絵本の挿絵のような一角です。

 

ラストは、上久喜の花桃

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山裾に一面の桃色が広がります。

民家や畑もあるので、桃源郷ということばがピッタリです。

けれどもこの理想郷、夢幻ではないので当然のことながら1本1本人の手で植えられ、お世話されているわけで。

そっと木陰に回り、私たち観光客のシャッター攻撃を許してくれる地域の方々の広いお心に、ただただ感謝です。

 

そうそう、桃の花の美しさに魅せられたのか、我が父も桃の苗木を買っておりました。

苗木と言っても1m以上あるもので、丈夫な根も付いていたので、穴を掘るのに難儀したことでしょう・・・

 

無事、植えられたでしょうか?

実家でお花見ができる日も近いのかと思うと、ワクワクします。

その時にはお花見団子を作って楽しみましょうね( *´艸`)