四万十市にミスドがなくなったので・・・

フジグラン四万十にあったミスタードーナッツが閉店してしまいました(´;ω;`)

ポイ活でミスドの電子チケットを交換してから気づきました・・・

「近くのミスド」と検索しても、愛媛県西予市までありません(;^_^A

先日、偶然夫が西予市に用事があったので、ついでにミスドに寄ってもらうことができました(((o(*゚▽゚*)o)))

 

私はポン・デ・リングのもちもち食感が大好きなので・・・

中に生クリームが入っていて、上にチョコがかかっている「ポン・デ・エンゼル」という商品をえらびました♪

もう一つは、これまた大好きなエンゼルフレンチ

カスタードクリーム入りでストロベリーチョコがかかっている「ストロベリーカスタードフレンチ」という商品です。

 

 

 

どちらも美味しくて、「やっぱりドーナツはミスドだわあ( *´艸`)」とあっさり完食。

 

ミスドのドーナツって甘くて美味しいのに、くちどけが軽くて気づけばなくなっていませんか??

食べ始めてから消えるまでのスピードがおかしいのよ(笑)

「美味い!」「あれっ、ない!」

みたいな。

 

なんだか食べた実感がなくて、またすぐ食べたくなります。

西予市まで・・・遠いなあ・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

 

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夫はエンゼルフレンチとカスタードクリームを選んでいました。

カスタードクリームは、彼が初めてミスドに行った時に出会い、衝撃的な美味しさに感動した商品だそう。(ミスドの話題になる度、この話を聞かされる・・・(。-`ω-))

 

お互いに押しドーナツが決まっているので、一応ショーケースの前で悩むのだけれど、結局手に取るのは毎回同じ種類になりがち・・・

 

そういえば、藤の瀬バラ園ではバラ以外にもいろんな花が咲いていました。

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夫「なんかバラじゃない花咲いてるわ~」

私「ホタルブクロでしょ」

と知ったかぶったけど、検索してみたら「ジキタリス」でした(*ノωノ)

言われてみれば、ホタルブクロにしては内側の模様がなんだか毒々しい・・・

 

「ジキタリス」は毒性があり、薬としても使用されていたそうな。

「ジキタリス」は北原白秋の詩に登場する花という認識しかなく、音声で知っているだけでしたが、やっと音声とビジュアルが一致しました。

 

このビジュアルを眺めながら、改めて北原白秋の詩を読み返すとまたいいんだ( *´艸`)

せっかくですので、引用しておきますね♪

 

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『蛍』

    北原白秋

 

夏の日なかのヂキタリス、

釣金型に汗つけて

光こころもいとほしや。

またその陰影(かげ)にひそみゆく

蛍のむしのしをらしや。

 

そなたの首は骨牌(トランプ)の

赤いヂャックの帽子かな、

光るひもなきその尻は

感冒(かぜ)のここちにほの青し、

しをれはてたる幽霊か。

 

ほんに内気な蛍むし、

嗅げば不思議にむしあつく、

甘い薬液(くすり)の香も湿る、

昼のつかれのしをらしや。

白い日なかのヂキタリス。

 

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いかがでしょうか??

いつ読んでも、何度読んでもやはり良い。

美しい定型詩の韻律に大和言葉の妖艶な響き。

ぎらりと狂暴な陰鬱さを詠わせたら、白秋の右に出るものはいないでしょう。

 

一言も描かれていないのだけれど、縁側の奥の座敷に横たわる、白いワンピースのご婦人が浮かんでくるのは私だけ・・・?

 

しどけない姿に、目も反らせずに立ち尽くす、

草陰からじわり、と湿気と熱が這い上がってくる、

息をするのも忘れていたかのような。

顎の裏から汗の雫がぼたりと落ちて、

我に返る・・・

みたいな、イケナイものを見つめてしまう背徳感に引きずり込まれてしまいます。

 

つくづく、言葉は魔法だなと。

語られる情景を順番に思い描いているうちに、脳は蒸し暑い「夏の日なか」を体感している錯覚に陥るんだもの。

 

白秋は100年の時を超えて、我々に暗示をかけにくる。

目が合って、言葉を聞いてしまったら最後、引きずり込まれてしまう、

恐ろしい詩人です(拍手)!

白秋の詩集を久しぶりに読み返してみたくなってきました( *´艸`)