四万十市喫茶かもんのホットサンドモーニング

久しぶりのモーニング。

四万十市の喫茶かもんさんのホットサンドモーニングです。

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初めてうかがったのは何年前だったかしら。

その時から値上げなしで頑張ってくれています。

ホットサンドもトーストと同じ550円・・・

お得感があります。

 

ホットサンドのパンは薄めで、こんがり焼けているのに柔らかく、とっても具沢山。

卵、きゅうり、トマトが入っています。

具の水分もちょうどよく、とろとろ過ぎず、ぱさぱさ過ぎず、絶妙なんです。

ホットサンドはこのお店が一番好きで、いつもホットサンドのセットばかり注文してしまいます。

 

キャベツ、コーン、人参、きゅうりのサラダが山盛りで、追いドレッシングをしてしまいました。今日は特に盛りが良かったような・・・??

お味噌汁は、ネギと厚めのワカメ、そしてこちらも厚く削った鰹節が入っていました。

おまけに素麺も入っていて食べ応え十分。

ゆで卵はお腹におさまりきらず、お持ち帰りさせていただきました。

 

少しお久しぶりの投稿になってしまったのは、退院した夫との生活と繁忙期の仕事のバランスが難しくていっぱいいっぱいになっていたところへ、コロナの欠員が続いてしまい、身動きが取れなくなっておりました。

が、昨日バラエティー番組でパンサーの向井さんが殺人的なスケジュールでお仕事をされているのを見て、私なんて全然ヒマじゃん!と気づけました。

夜は自由がきくし、しっかり睡眠時間も取れるし。

要は時間の使い方の問題で、夜にダラダラしちゃうから、仕事ばかりしている錯覚に襲われちゃうんだろうな~(*ノωノ)

欠員や夫の病気を言い訳にせず、人生を充実させようと思いました。

 

自分以外の誰かのせいにすると、被害者気分になっちゃってストレス溜まるもんね・・・

「〇〇のせいで△△できない!」

で思考停止するのではなく、

「じゃあ、どうしたらいい?」

と一歩前進して考えられると、ストレスが溜まりにくいですね。

 

というのもコロナ欠員が続いた時、ちょうどお芝居のチケットが当選してしまい、とっても悔しかったのです。

「こんなに頑張っているのに、どうして神様は私をいじめるんだ!」

と一人喚いておりました。

悔しくて、チケットをゴミ箱に捨てて忘れようとしました。

そしたらキッパリ諦めもつくだろうと。

でも、ふと思ったのです。

「いや、神様は私が仕事を言い訳にせずに、無理やり遊ぼうとできるかを試しているのでは?」

ゴミ箱からチケットを拾い上げると、ますますそんな気がしてきました。

 

お芝居は夕方の講演なので、帰宅するのは夜中になります。

翌日は朝一でコロナのワクチン接種のあと現場をこなし、夕方は取引先巡り。

12月の繁忙期にすることじゃないな・・・

折角のペアチケットですが、そんなスケジュールは無理と夫は脱退。

でもやっぱり、行きたい所に自分を連れて行ってあげられる自分になりたい。

ということで、夜の一人遊びが実現しそうです(((o(*゚▽゚*)o)))ドキドキ。

 

紅葉狩りの際に撮ったコスモスの写真、プリントしていつでも眺められるように手帳に挟みました。f:id:conakichi:20221225165653j:image

一面のコスモスが日の出の方を向いている『太陽礼賛』の様子です。

見つめる方向さえ間違っていなければ、正しい方向へ自分を運転していける。

もっと早く気づきたかった。

可能性もエネルギーも有り余っていたはずの若い頃、きっと私は顔を向ける方角を間違っていた。

人生も折り返し地点。

あとどれくらいの時間が残っているのか分からない。

気づくのが遅かった分、アクセルを強く踏み込んで、できるだけ遠くの景色を見に行きたいと思います。

四万十市 Cafe'Re・Guruさんのランチ

こんにちは!

昨日は夫の定期健診に付き添って、担当の先生のお話を聞きました。

残念ながら今回の症状も完治していないようで、引き続き投薬をしながら様子を見る運びとなりました。

もう一つ新たな症状に関しても、投薬で様子を見ることに。

薬ばかりが増えて、元気になるにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

本人はそのうち良くなるだろうと思っているのが難点で、今日も私が仕事から帰ったところ、

 

「○○の仕事受けたから。お前が忙しかったら俺一人でやるし。」

 

とか言う(´;ω;`)

嘘つけ~!!その体でどうやって?(-_-;)

 

ちと、愚痴ってしまいましたね(;´∀`)

気を取り直して、昨日のランチのお話をしたいと思います。

 

昨日は四万十市のCafe'Re・Guruさんへ行ってきました。

たまたま仕事の現場にポスターが貼ってあって、お店の存在を知りました。

市の障がい者就労支援をしている事業所が運営されているのですが、ここのランチがお野菜たっぷりの私好みのランチだったのですヾ(≧▽≦)ノ

 

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ランチは日替りのみで、この日のメインは白菜と豚肉の煮物でした。

注文時に、ご飯の量を聞いてくれます。

ご飯の量は「普通」で容器の半分くらいでしたので、お腹が空いている時は「大盛」でもいけるかも。

 

副菜は、きゅうりとリンゴのサラダ(斬新!!)に、青菜と人参の白和え。

アルミカップにたっぷり入っていました。

お味噌汁に、みかんとゼリーも付いていました。

ゼリーは栗のゼリーかな?底にクラッシュした栗が入っていました。

手作りっぽいブルンブルンの弾力で、美味しかったです(*´ω`*)

 

さらに、食後のドリンク付き。

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かつお人間のクッキーも付けてくれました。

サービス満点です。

コーヒーは「こだわり有機栽培コーヒー」とメニューに書いてありました。

深煎り豆のほろ苦い本格コーヒーでした。

 

お昼時の店内はたちまち女性客でいっぱいになり、店員さん達が注文を取る元気な声が飛び交っていました。

 

入口の看板。
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コンベクションオーブンで油をカットしました」とのこと。

調理法も女性人気に一役買っていそうです。

ドリンク付き税込み600円という驚きのお値段にもビックリですね。

 

大満足のランチセットに、また通ってしまう予感でいっぱいです。

ご馳走様でした!!

四万十市 福寿の焼き菓子

最近のおやつ。

四万十市のお菓子屋さん・福寿の焼き菓子をいただきました。

大きなマドレーヌ。

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しっとりオレンジケーキ。

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マドレーヌの方はぱさぱさした食感で、「昔ながらの菓子パン」といった表現がぴったりくるような・・・(;・∀・)

最近フィナンシェなどバターたっぷりの焼き菓子に慣れ過ぎていたのかも。

 

マドレーヌってこんなにあっさりしたものだったかしら?

私も進物にマドレーヌを贈ったことがあるので、心配になってきました。

マドレーヌの食べ比べをして、確かめなければ~(*ノωノ)

美味しいマドレーヌに出会ったらまたご報告します!

 

オレンジケーキの方は、じゅわっと口の中にバターとシロップが広がって美味しかったです。

福寿で進物を選ぶ時には、忘れずにチョイスしようっと。

 

夫がおやつに買って来てくれたプリン。
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久しぶりに2人並んで食べると、やっぱり美味しいですね。

1人で食べるものは、よっぽど意識していないと味を感じる余裕がなかった。

 

「美味しいねと話しかければ 美味しいねと答える人のいる あたたかさ」

 

俵万智の短歌だと間違えて覚えていました。

正しくは

 

「寒いねと話しかければ 寒いねと答える人のいる あたたかさ」

 

でした。

 

夫は退院したもののとても仕事ができる状態ではなく、私の方は相変わらずの仕事量でバタバタしているところへ、「今日の晩ごはん何?お腹空いた~」なんてひょっこり顔を出されたらイラっとしちゃってました。

そんな狭量な自分が情けなくて落ち込んだりもしましたが、3日もすれば慣れてきてちょっと余裕が出てきました。

人間の慣れる力ってすごいですね。

どんどん新しいバージョンの生活に順応していく。

 

どんなことも、逃げずにとりあえず3日やってみる。

深刻になるのはそれからにしよう。

 

また一つ呑気になれたかも(´▽`*)

 

四万十市『喫っカフェまほら』さんのパニーニモーニング

こんにちは。更新を少しお休みしている間に、急に寒くなってきましたね。

お陰様で夫は、先月末に無事退院ができました。

今はまだ本調子ではなく、家で横になっていることが多いのですが、少しずつ気力が戻って来つつあるようです。

 

先日立ち寄った四万十市の『喫っカフェまほら』さんのモーニング。

トースト以外にも色々な種類があって迷ったのですが、他のお店にはない「パニーニ」を選びました。

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紺色のコーヒーカップが可愛くて嬉しかったなあ( *´艸`)

コーヒーはいつもブラックで一口飲んでからミルクを入れるのですが、このコーヒーは苦みが少なくて爽やかな酸味が美味しかったので、そのままブラックでいただきました。

好みのバランスのコーヒーだと、ブラックの方がいろんな風味が感じられて美味しいかも。

大人の階段を1ステップ上った気分です。

 

温かみのある木のボウルには、サラダがたっぷり入っていました。

千切りキャベツ、サニーレタス、ラディッシュ、コーンのサラダ。

 

パニーニの断面はこんな感じ。
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サニーレタス、トマト、ベーコンが入っていました。

お店のパンは、国産小麦を使った手作りパンということで楽しみにしていたのです( *´艸`)

かぶりつくと、ふんわり甘い香りが広がりました。

パニーニのパンはギュッと押しつぶしたような固めのパンが一般的ですが、こちらはふんわりやわらかいパンでした。

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ころんとした形のコップや、北欧雑貨っぽい華やかなシュガーポット。

サボテンのスノードームみたいなものは、スノードーム→雪という先入観からピンときませんでしたが、後からお塩の容器だったことに気づきました。

ゆで卵にかけるお塩、探していたのに気づかなかった(´;ω;`)

最近のオシャレなカフェは、減塩のためにお塩を置かなくなったのかと勘違いしてしまったよ・・・

 

ネットの口コミに「ゆで卵の下のヒモがかわいい」というコメントがあったので、「???」と思っていたら、これのことか~!!

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ゆで卵が転ばないように、飾りヒモを下に敷いてくれていました。

そしてこの、コーヒーゼリーの器が美しくて・・・( *´艸`)

うっとりと器を愛でつつ、ゼリーをいただきました。

パニーニのセットは650円でしたが、他のセットも美味しそうだったので、全種類制覇を目指してまたレポートしたいと思います。

 

最近のちょっとした感動だったのが「鍵穴のクスリ」というスプレー。
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玄関の鍵が回りにくくなっていたのですが、忙しさにかまけてスルーしていました。

そしたらある日、ビクとも動かなくなってしまい、焦った焦った(;・∀・)

夫がこのスプレーを買っていたので、使用法の通りちょっとだけ吹きかけてみました。

何度か繰り返したものの全く改善しなかったので、ヤケクソになってブシュ―と大量に噴射。

そしたら、スッコーン!!と勢い良すぎてビビるほど鍵が回りだしたのです。

どんなに力を込めても回らなかったのに、こんなスプレー1つで直ってしまうとは驚きでした。

世の中には便利なものがあるもんだなあ~(*ノωノ)

 

SHADE TREE COFFEEでカフェタイム

今月の第二月曜日に、SHADE TREE COFFEEさんへ行ってきました。

ずっと行きたいと思っていたのですが、日曜と月曜しか営業していない幻の(?)カフェなので、なかなか機会がなくて・・・

けれども来月で閉店してしまうと知って、大慌ててスケジュールを調整したのです。

 

長年の憧れを叶えたケーキセットがこちら(´▽`*)

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洋ナシとゴールドキウイのカスタードタルトとコーヒーにしました。

ケーキのお皿も、コーヒーカップも、とっても素敵。

色も質感も全然違う器なのに、取り合わせると唯一無二のオシャレさです。

 

一杯一杯丁寧にハンドドリップされたコーヒーは、珈琲の強すぎる苦みや酸味がなく、旨味だけがすっきりと冴えています。

ブラックコーヒーだと味がキツイので、いつもミルクを入れるのですが、このコーヒーならブラックでも美味しいと感じました。

 

ケーキは甘さ控えめで、ゴロっと存在感大な洋ナシが主役になっています。

タルト生地はしっとり系で、みっしり詰まった食感に手仕事を感じて嬉しい。

 

ケーキは一番食べたいと思ったものを素直に選びました。

カロリーが・・・とか、目新しいものを・・・とか、好きな種類の食べ比べを・・・とか、理屈で選ぼうとするのを黙らせて、素直に選ぶのって私にとってはちょっと難しかったりします。

 

ぼちぼち人生も折り返し地点。

素直に選べることも大切にしたいです。

林真理子さんがTVで、

 

「やってしまった事の後悔は 日々小さくなるが、

 やらなかった事の後悔は 日々大きくなる」

 

とおしゃっていて、なるほどな~・・・と思ったのです。

私は「やらなかった事への後悔」が、現時点で一つも思い浮かばないのですが、もちろんやりたい事をすべてやってきたわけではなく・・・

「やりたい」と熱望できない性分なのです。

小さな「やりたい」を叶えてあげることから始めてみようと思います(´▽`*)

 

こちらのお店、開店10分前に到着したのですが、すでに行列ができていました。

8人目に並んで、ギリギリ店内に座れましたよ〜。

 

木をふんだんに使ったお店は、四万十川の上に張り出しています。

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川面を眺めていたら、チラチラ揺れる水面は一瞬たりとも同じ形にはならなくて、待ち時間も退屈しませんでした。

 

この時、不思議なものを見たんです。

 

チラチラ、波立つ水面をただ眺めていました。

頭はぼんやりしていて、ただ目の前の水面を眺めることしかしていませんでした。

すると。

 

大きく川が蛇行した辺りから、真っ黒な影が現れて、川を逆流してきたのです。

影は、墨汁を流し込んだかのように見えました。

端からじわじわと流れ込んできて、たちまち川幅いっぱいに広がり、ずんずん逆流してきたのです。

 

その時は何の疑問もなく、ただその光景をありのままに認識していました。

 

ああ、黒い影があるな。

影が広がり始めたな。

ああ、ずんずんこっちへ来る。

流れと逆行しているな・・・

 

この間、実際には5秒くらいだったのではないかと思います。

 

「ああ、ここまで到達してしまうな・・・」

とぼんやり思った瞬間、

「あれはなんだ?」

と疑問に思いました。

 

魚の影なんかじゃない。

川幅いっぱいに一瞬で増えるものか。

雲の影?

墨汁みたいな滲み方をする?

 

「変だ、自然現象じゃない!」

 

気づいた瞬間、目の前の影は消え、もとの青い四万十川に戻っていました。

 

過去にも、現実ではないものを見た事があります。

その時も一瞬の見間違いなんかではなく、数秒間凝視し続けました。

そういう時は、ありのままにただ見てしまう。

後になっておかしなものを見た、と思うのです。

 

母はお盆生まれの私のことを「霊感がある」と言うのですが、私はその逆だと思っています。

 

先日ブログに書いた、不思議な足音もそうですが、「この世ならざる者」や「超常現象を起こすもの」も普通にこの世で生活しているのだと思うのです。

 

私達は、この世界を作ってきて、理解して、自分達だけで営んでいるのだと思い込みすぎているのではないでしょうか。

この世界は自分達だけのものだと思い過ぎている。

だから、ひょっこり顔を出した異端者たちに気づけなかったり、気づいたとしても気のせいにしてしまったり、怪談話にしてしまっているだけのような気がします。

 

分からないものが、近くにいる。

どこでもいる。

 

それが、真実なのかもしれません。

宇宙の95%は未知なるもので、ダークマターダークエネルギーと呼ばれています。

私たちの脳だって実際に使われているのは、3%といわれています。

よく分からない世界の中で、ほんの少ししか認識できない生物が、何を判断できるのでしょう。

 

「不思議があって当たり前」

 

と、受け止めているのか、受け流しているのか、微妙なジャッジメントで済ませています。

ただ、見ようと思って見えるものではないので、ちょっとラッキーだったのかな?

 

お店はもうすぐ閉店ですが、メニューを載せておきます。

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改めて見ると、まだまだ食べてみたいケーキもたくさん。

う~ん、もっと早く行動していればもっとチャンスがあったのに(*ノωノ)

 


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四万十川と、ぴょこっと飛び出した赤い葉っぱ。
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黄色い葉っぱも。

 

高瀬沈下橋が近かったので寄ってみました。
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橋の上って、こんなに激しい風が吹くものなんでしょうか。

ごうごう音を立てて、耳の横を風が吹き抜けていきます。

一瞬で目が乾燥して、涙が浮かんできました。

でもその涙も、風が目尻へと吹き飛ばしてしまう。

沈下橋は欄干がないので、よろめいたら一巻の終わりです。

両足で踏ん張って、しばし、洗濯機の中の衣類のように風にもみくちゃにされました。

 

橋を引き返して木陰に入ると、ぴたっと風が止み、体が軽くなりました。

風に揉まれたからか、全身に力を入れて耐えていたからか、血液が激しく循環しています。

モヤモヤがすっとんで、頭も体も軽くなっていました。

今までのデータを全部消して、まっさらな体で再起動したみたい。

何も考えられず、ただ風に耐える時間が、滝行のような効果を生んだのかもしれません。

貴重な体験でした。


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ツワブキも咲いていました。

そろそろ見納めですかね~(*ノωノ)


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近場にある、紅葉のキレイな道。

毎年キレイだなと思って通り過ぎていましたが、今年は写真を撮れました。

松野町 天ヶ滝公園・逆杖の公孫樹・遊鶴羽の棚田

紅葉狩りの帰り道。

近くに滝を見つけて、時間があれば寄ろうと思っていました。

松野町の天ヶ滝公園です。

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滝が見えた瞬間、「うわ~」と感嘆の声が洩れました。

落差約30m。

至近距離で対峙できるので、迫力満点です。
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ほぼ垂直、反り返るようにして見上げて、ようやく滝の一番上が見えます。
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駐車場からすぐ滝の真正面まで行ける、滝好きには美味しすぎるスポット。

一部遊歩道が崩れたのか、「どこに足を置けばいいの?」と迷うような斜面もありましたが、なんとか近くまで行けました。

大々的に紹介されていない観光地だったので、正直あまり期待はしていませんでしたが、これは素敵な場所を見つけました\(^o^)/

役場の観光課などでひっそり紹介されているスポットが、実は穴場だった時の興奮は癖になります。

 

紅葉も楽しめました。
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途中、見頃の立派なイチョウがあったので、車を降りて撮影。
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シルエットが三角錐で美しいです。

 

一方こちらは、県の天然記念物に指定されている「逆杖の公孫樹」。

弘法大師が杖にしていた枝からこの大木が育ったと言われています。

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大きすぎて、カメラのフレームに収まりません(;^_^A

高さ30mということは、さっきの滝とほぼ同じ高さ・・・と考えると、やっぱり巨大ですね!

 

ちょうど地元のお父さんが通りかかって、「今年は台風でやられて、葉っぱが随分落ちてしまってねぇ。全然ダメなんよ」とのこと。

う~ん、樹は避難できませんからねえ。

このイチョウを大切に守って来られた方々も、心を痛めたことでしょうね・・・

 

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落ち葉のイエローカーペットが鮮やかでした。

イチョウは紅葉よりも、鮮やかなまま散りますね。

枝葉に豊富な水分を含むので、延焼を防ぐ目的から神社やお寺に植えられることも多かったそうです。

なので、落ち葉になってもカサカサにならず、鮮やかな色を留めているのでしょうね。

美のカリスマ、田中みな実さんが「お肌の潤いを保つために1日に3リットルの水を飲む」と言っていたのを思い出しました。

イチョウも葉っぱの潤いを保つために努力しているんでしょうかねえ・・・

 

またイチョウは世界最古の原生樹種で、ジェラ紀(約1億5千万年前)から生き残っているそうです。

進化論で有名なダーウィンは、イチョウを「生きた化石」と呼んだそうな。

環境に適応する力が強いんでしょうね~。

紅葉よりも長生きで大木になっているイメージがあります。

 

せっかくなのでご神木に近づいて、枝を見上げる角度から撮影。
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真上に伸びていく枝葉の奥行き。

遠くから眺めることが多かったイチョウ

シルエットは三角錐のイメージでしたが、近くで見てみると、意外と奔放な枝ぶりでした。

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同じように見えても、実は一つ一つ違う。

それは、人も組織も同じ。

本当に理解するには、近づいて詳細を知るしかない・・・

近づく労力、知る手間を惜しまないことが、いい関係を築くには大切なんだろうな。

私が失敗するパターンは、コレだな〜と思いました。

 

遠くからシルエットだけ見て決めつけない。

 

肝に銘じよう(*´Д`*)

 

 

案内板で、すぐ近くのの棚田も猛プッシュされていたので、足を伸ばしてみました。

 

遊鶴羽(ゆずりは)の棚田。

ユズリハ」という響きが麗しく、声に出して呼びたい地名です。
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棚田の景勝地は数多くありますが、今まであまり興味がなくてスルーしてきました。

これが、棚田とのファーストコンタクトです。

ため池がない棚田というのは珍しいらしく、現在も川の水をかけ流して稲作が行われているそうです。

 

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コスモス畑になっている棚田もありました。

 

夫は狭い道と歩くのが嫌いなので、今回は一人旅ならではの狭い山道とキツイ山歩きを楽しみました。

ランチがラーメンじゃないのも新鮮だったなぁ(´▽`*)

またチャンスがあれば、夫とは行かないような場所を探検したいと思います。

 

 

四万十市「喫茶やまびこ」のモーニングとちょっと怖いお話

昨日は、四万十市の「喫茶やまびこ」でトーストと目玉焼き2個のモーニング。

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トーストが美味しくて、最近のお気に入りです。

つい足が向いてしまいます。

 

先日は、ご近所さんからモンスター級に大きな生姜の差し入れをいただきました。

スーパーで売ってるサイズの10倍はありそうなサイズでした。

薬味にするだけでは食べきれないので、おじゃこと煎り煮にして生姜の佃煮にしましたよ。
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これが、白米が進むんだ。

夫が入院してから、手軽なトースト派になっていましたが、一気に白米派に引き戻されました。

 

はてさて、タイトルに書いたちょっと怖いお話をしたいと思います。

思い出すと怖くて眠れなくなりそうなので、夜には書けませんでした。

 

先日、早朝の施設で仕事をしていました時のこと。

初冬の朝6時はまだまだ真っ暗です。

フロアにはもちろん、私の他には誰もいません。

 

不意に背後で、男性の短い声がしました。

「いよっ」と「うぃっ」の間のような、親しい人に話し掛ける際の掛け声みたいに聞こえました。

もちろん、振り返っても誰もいません。

 

気のせいだと思い直して、仕事を再開しましたが、心臓はバクバク。

(絶対聞こえたよね?60代くらいの男性の声だった・・・)

全く仕事に集中できなくて、背後の気配ばかり追ってしまいます。

 

すると。

 

チャッチャッチャ・・・

 

と、フロアをサンダルで歩く足音がしました。

5mくらい斜め後ろです。

きっちり3歩、歩いて止まりました。

 

(なんだ、やっぱり柱の影に人がいるんじゃん)

とほっとしました。

 

早朝に仕事をしに来て、きっとパソコン作業でもしているんだ。

印刷をかけて、コピー機まで3歩歩いて立ち止まり、印刷した資料を立ったまま確認しているんだ・・・

 

また作業に戻ろうとして、やっぱり変だと思いました。

それにしても。

 

(人がいるにしては、他の音が一切しない・・・)

早朝の静まり返ったオフィスで、足音3歩しか立てずに、仕事なんてできるだろうか。

やっぱりおかしい・・・

 

柱の影を見に行きました。

仕事がしやすいように、オフィスには明々と電気をつけていました。

無機質にデスクが並んでいるばかりで、誰もいません。

 

エレベーターを確認しました。

この時間、階段には鍵がかかっており、このフロアに来るためにはエレベーターを使うしかありません。

けれど、エレベーターは他の階に止まったままで、この階に人が上がって来た形跡がないのです。

(そもそも、私はエレベーターの近くで仕事してをしていましたが、エレベーターが動く音や扉が閉まる音、「ピンポン♪〇階です」というアナウンスも聞いていません・・・)

 

ゾゾゾ・・・と鳥肌が立って、入院中の旦那に電話しました。

「オバケ出たぁ」

と泣きつくと、「うっそ~、こわ~」とビビりながらも、その施設が墓山を壊して建てたことを教えてくれました。

まあ、おっちゃんに挨拶されて足音も聞いたけれど、実際は誰もいなかった・・・というだけの話ですけれど(^◇^;)

今年1番の不思議体験でした。