砥部焼伝統産業会館へ行ってきました。
入口近くにあった、砥部焼の聖火台モニュメント。
高さ4メートルもあるそう。
砥部焼といえば、白地に映える藍色が特徴的ですが、バリバリ寒色の2色で炎を表現するって面白いです。
ちょうど小学生の社会見学と重なって、ガイドの方が説明されているところでした。
「焼き物には陶器と磁器があります。
陶器の原料は土、磁器の原料は陶石を砕いたものです。
砥部焼は磁器になります。」
ほほーお。
だから砥部焼には、土のゴツゴツした感じがないのか。
陶石とはどんなもんだろうと検索してみると、エクステリアの砕石みたいな真っ白な石が出てきました。
70%が石英というから、なるほど真っ白な透明感が出るはずです。
備前焼みたいなゴツゴツした素朴な器が好みの私としては、砥部焼はさっぱりしすぎてなんだかなあ・・・という感じでしたが、施設内の展示を見ているうちに砥部焼の世界にじわじわと引き込まれていきました。
離れて鑑賞していた夫と合流し、どの作品が好きかと話していると、徐々にテンションが上がってきました。
私「なんか・・・砥部焼が欲しくなってきた」
夫「俺もそうなんよ~」
展示室の外は販売スペース。
うーん、結構なお値段ですねえ。
お猪口1つが1万6000円とかです。
時々、1000円くらいのコップが出てきたり。
3000円未満のコーヒーカップもあったり。
えっ、意外に安い。
これってお得じゃない?
「これなんかどう?」
「これなんかいいんじゃない?」
と言い合っていて、はたと気づきました。
いやいや、1000円のコップ日常使いしないから。
カップ&ソーサ―でコーヒー飲むかい?
カップの下に置くだけのソーサーの準備と片づけするかい?
絶妙のタイミングで理性が勝ちました。
施設を出て、「二人とも砥部焼マジックに簡単にかかったね」と笑い合いました。
素敵な展示で親しみを覚え、お高い商品にビビった後に、手頃な商品を見つけるとつい、「買わなくちゃ!」って気持ちになりました。
気持ちのジェットコースター、マジで理性を飛ばします。
整理収納アドバイザーの教本によると、食器は一度購入するとなかなか捨てられない「一生モノ」に分類されるそうです。
購入する際にはよーく吟味したいものです。
でも今回の訪問で砥部焼に親しみが湧いたので、砥部焼に関する他の施設も周ってみたくなりました。
本物には、上品さと媚びない迫力がありました。
ツンと清涼な品、それが砥部焼の魅力かなあ・・・と感じました。
砥部の国道には、中央分離帯にも点々と砥部焼のツボが並んでいたのには驚きました。
車道に割れ物を飾る発想、すごいですよね。
ぜひ、探してみてくださいね♪
こちらは、1月に親戚の方が送ってくれた甘平です。
こちらのスーパーで見かけたら、2個690円の高値で販売されていました。
5㎏の箱で届いたのでギョッと目を剥きました。
みかん王国愛媛では、やはり甘平も入手しやすいようです。
有難く、この冬は一生分の甘平をいただきました( *´艸`)
ごちそうさまでした。
しかし、県外の方へのお返しがタタキ一択になりがちな我が家。
他におすすめの高知の特産品があれば、知りたいです(^o^)/