読書記録:本間正人著『仕事で敵をつくる言葉 味方ができる言葉 ハンドブック』
何気ない一言で、損をしないために!
おすすめしたい一冊です。
本間正人著『仕事で敵をつくる言葉 味方ができる言葉 ハンドブック』。
パワハラやセクハラという言葉が蔓延している昨今。
ハラスメントは、受け取る側が不快に思ったら成立してしまうそうです。
いくら こちらに悪気はなくても、他の人は全く不快に受け取らなくても。
恐ろしい世の中ですね~(;^_^A
個人の権利や自由が守られすぎる風潮は、ルールの形骸化を招いてしまいそうで、
個人的にはあまり好きではありませんが・・・
時代に抗ってもしょうがない。
余計な一言で、つまらないケガをしないように、知識をつけるのは大事なことだと思います。
こちらの本は、NG表現とOK表現が分かりやすく提示されているので、
すぐに実践で使えるところが有益だと思います。
例えば、
「こうすれば良かったのに」
「だから言ったのに」
私は、よく夫に言ってしまいます(;^_^A
これらはやはり、相手の気持ちを逆なでしてしまうNG表現。
では、どういう風に言い換えしたらいいと思いますか?
シンキングタイム、スタート♪
(高知市内の公園で撮影した、スパニッシュアイリス。アヤメやらショウブやらアイリスやら・・・この手の花は見分けがつきません(;^_^A)
それでは、正解発表です♪
「次からは○○しよう」と未来志向で言い換えるといいそうです。
確かに、この表現なら責められている感じがしなくて、未来に希望が持てますね。
自分が言われる側でも、こう言われると、素直に反省できそう(←本当か?(--〆)という夫のじっとりした視線を感じる・・・)。
部下が相手の場合は、
「今回は残念だったね。今後はどうしようか?」
と、質問をして自分で考えさせるのが大切だそう。
ついつい、まどろっこしくて「こうすればいいんだよ!」と言ってしまいたくなりますよね・・・(*´Д`)
自分で考えさせる。
自分で決めさせる。
それを見守る。
「そんな暇ないよ!」と、つい反論したくなりますが、
よくよく思い返してみると、私も見守ってくれる上司の方が好きでした。
自分が未熟で、目の前のことに精一杯で気づけなかっただけで。
あの上司もあの上司も、時間をとって見守ってくれていたのかもな・・・と今になって思えてきました。
「こうしろ」と有無を言わさず命令してくる上司には、
反抗的な態度をとったりしちゃってましたね~(*´Д`)
この気持ちを忘れずに、スタッフに接していきたいです(・・;)
あとは、説明する時に使ってしまいがちな
「分かる?」
という表現。
「私の説明、伝わってますか?」
と言い換えると、上品で丁寧に響きます。
「分かる?」という問いかけは、上から目線で、
暗に「分からないのは あなたの理解力の問題よ」と責めるニュアンスが感じられます。
「伝わっていますか?」だと、「私の説明に不足はありませんか?」という説明の良し悪しを確認するニュアンスになります。
こちらの方が、断然感じがいいですね( *´艸`)
個人的には、スパルタ上司に「分かる?」を連発され、ヒーヒー言わされるのも楽しそうだと思いますが・・・(←時々ドМ(;^_^A)
ほんと、言葉はギフトにもナイフにもなる。
使い方に気をつけて、日々を過ごしたいです。