読書記録:島田正彦著『簡潔で心揺さぶる文章作法』
こんにちは!
「全くアテにならない読書記録」シリーズの更新です。
著書のテーマを全く無視し、本題から逸れまくった自分に刺さった言葉だけをピックアップするという、本の紹介としては最悪の出来の私の読書記録。
どうやら私は、要約というものが苦手らしい、と今日気づきました(笑)
そういえば 「人の話を聞いていない」とよく言われます(*´з`)
結婚式で音読された、母の手紙にも書かれていたわ(;^_^A
幼少期には、読書感想文で皆が本のあらすじで文字数を稼ぐ中、ニッチをついたポイントで立ち止まり、自説を述べる・・・これが逆に受けて、やたらと賞をもらった記憶があります。
夏休みの宿題で追い込まれ、本を読む時間もなく、部分的に目を通しただけで感想文を書き・・・新聞社のコンテストで入賞したことさえあります。
読んでもいないから、本のタイトルも本の内容も さっぱり覚えていません。
この頃から、あらすじを書けるほど 要約する力が無かっただけでした(´▽`*)
さて、今回の島田正彦さんの『簡潔で心揺さぶる文章作法』も、書く技術とは無縁の部分で立ち止まっちゃいます。
*人はいつだって快楽の追求のために生きている。
その快楽とは、お金でなく思考によって作られる。
結局、逆境さえも快楽として楽しめる人が、最後まで生き残る。
この考え方は、人生の得にしかならないですよ〜( ´∀`)
ただ 逆境を快楽として楽しむ境地に行くまでには、段階を踏む必要があると思うので、今回はそれをまとめてみました♬
①まずは逆境をネガティブに捉えない。
「一事が万事塞翁が馬」・・・人生においての禍福は変化するので予想するのが難しい。幸せが不幸になったり、不幸が幸せになったりする場合がある。
「禍福は糾える縄のごとし」・・・幸不幸は縄をより合わせたように変転していくものである。
「セレンディピティ」・・・求めていた物とは違うけれど、価値ある物を偶然発見すること。実験の失敗が、別の偉大な発見を生む結果になることは、自然科学の世界ではよくあること。
私の場合は、この3つの言葉と出会ったことで、逆境で心折れることが少なくなりました!
②変化を恐れない
ネガティブ思考だった時、一番恐れていたのが「変化」でした。
「新しく〇〇しないといけなくなる・・・」「今までのように○○できない・・・」
「今でも大変なのに、これ以上〇〇か・・・」とグルグル考えては落ち込んでいました。
今でも疲れているのに・・・しんどいのに・・・と、労力を出し惜しみして、省エネモードに設定していました。
自分でエネルギーはこれっぽっちしかない、と思い込んでいるから、そりゃあ新しいことには踏み出せませんよね⊂⌒~⊃。Д。)⊃
でも、変化って面白いと気づいてしまったんです( *´艸`)
それは、変化を乗り越えた後には、少し成長した自分がいることに気づいたから。
一度の人生。
な~んもできなかったなあ・・・と死んでゆくよりは、
あれもできた!これもできた!(そういう状況に追い込まれただけだけどね!)・・・ま、そこそこ楽しんだか!サヨナラ!・・・と死んでいきたい。
かつての私は、あらゆる変化を「逆境」と捉える「逆境製造マシーン」だっただけなのかも。
変化は、いつもの道にふと現れた「どこでもドア」。
ただし、この「どこでもドア」は目的地に直結ではなく、ちょっと自分の能力より上の経験を通過するというオプション付きです。
現実世界のドラえもんは、アニメのように甘くない。
ちょっぴりサディスティックに「ふ~ふ~ふ~ふ~ふ~、のび太君頑張って~、そのうち目的地に着くから~( *´艸`)」なんて応援していることでしょう。
風景を変えて楽しむために、いっちょ開けてやるか。
それくらいの軽い気持ちで、ドアを開けていくといいのかもしれません。
③逆境を乗り越えた後に得る「報酬」を意識する
これは、「頑張った自分にご褒美♪」ということではなくて。
「無理かもしれない」と及び腰になっていた逆境を乗り越えた自分が、今までの自分とはどこが違っているか。
出来るようになったスキル。
得たスピード。
学んだ知識。
出会った人・・・
いくつもの武器を手に入れていると思うんです。
これこそが報酬。
そこを流さずに 毎回意識すれば、次も逆境乗り越えて、武器を増やしたろかな!
逆境は、ゲーム。武器を増やすためのバトル。
って思えてきませんか?
この①~③の流れが、島田さんがおっしゃる「逆境さえも快楽として楽しめる人」なのかなあ、と思うのです。
このやり方で、人並みに色々ある人生も イージーモードで乗り越えていきたいものです( *´艸`)
ああ、また本のテーマとは違うところでひっかかって、長々と自論を展開してしまいました(^_^;)
小学生時代の読書感想文とやり口が成長していません(笑)
でも、書いていて楽しかったです。
キッカケを下さったこの本と、最後までお読み下さった皆様、有難うございました!