読書記録:監修 藤屋伸二『ドラッカーの教え見るだけノート』
『ドラッカーの教え見るだけノート』。
サブタイトルは『毎朝5分で学ぶビジネスリーダー「ゼロ」からの心得!』。
「ゼロ」からというだけあって、浅く広い内容となっています。
個人的には、これから就職活動をする大学生や新入社員が「会社とは」「仕事とは」を考えるのに向いている本かな、と思いました。
実際に働いていて、「何か学びを得たい」という方には、もう少し深めたい内容に特化したものがいいかもしれません。
しかし!!
今、「時間」について考えるのがマイブームの私にとっては、
とても有益な情報がありました( *´艸`)
それは、タイムマネジメントの項目。
時間はいくら需要が多くても、供給量は変化しないため、常に足りない。
そうそう、当たり前なんですけど、言葉にされると身に沁みます。
だからこそ、使い方=タイムマネジメントが重要なんですね。
タイムマネジメントのやり方として、
時間を記録する
これ、私と同じ失敗をしている方、多いんじゃないでしょうか?
やる気満々で、タイムスケジュール表に予定をびっしり書く
↓
途中で疲れて、予定通りにいかなくなる
↓
予定通りにいかないことで自己否定してしまい、タイムスケジュール表を使うことも嫌になってやめる。
私は、幾度となくこの流れをくり返してきました(;^_^A
この本で初めて知った方法は、
時間をリアルタイムで記録する
というものでした。
タイムスケジュールというより、タイムレコーディングですね。
これは 試したことがない方法だったので、半信半疑でやってみました。
が、この方法が私には合っていて、1日にびっくりするほどたくさんのタスクがこなせるようになりました!
1つ作業が終わる度、休憩タイムが終わる度に、時計を見て、かかった時間をリアルタイムで記録していきます。
すると、昼食後にスマホを手に取って、なんとなくダラダラ30分も眺めていた!とか
おやつをダラダラ食いしながら、同じニュースをくり返す報道番組を見ていた!とか
無駄な時間が浮き彫りになっていくんです。
今まで、
「何もやってないのに一日が終わっちゃった」とか
「何もしていないのに、なんか疲れた」とか
日常茶飯事でしたが、貴重な時間が何に費やされていたのかが明確になると、
いつかやろうとしていた家事や事務仕事にとりかかるフットワークも軽くなります。
優先順位は低いけれど重要なこと。
それらに取り掛かるハードルが低くなった感じです。
そして、そんな大事なことほど、やってみると意外に時間がかからなかったりして。
先延ばしにしちゃうから、よけい大変そうに感じてしまうんでしょうね~(;^_^A
時間を気にせずダラダラしたり、趣味に没頭したりすることで、リフレッシュできている方にはお勧めしませんよ~( *´艸`)
ゆったり過ごすことに幸せを感じている方にもね。
私の場合は、リアルタイムで時間を可視化することで、お尻に火が付きます。
自分を律することがしやすくなるみたい。
気合だけで継続できるほど、意志が強くないので~(´;ω;`)
「この方法だと、ダラダラすることに罪悪感を感じちゃって、しんどいな」と感じることも正直あります。
でも、私は1日を無駄にしちゃった罪悪感の方が大きくて、自己嫌悪につながっていたので・・・
この方法が精神的に楽みたいです。
結局。
ゆったりと流れるままに自分の時間を生きることに価値を見出すか。
タスクを効率良くこなせる自分に価値を見出すか。
その違いで、どっちを選んでもいいのかな、と思います。
現時点では、タイムマネジメントできる自分になりたいので、私は後者を選びました。
けれどいずれ、価値観が変わることも、病気やケガなどで環境が変わることもあるでしょう。
その時は、自分時間をどう楽しむかにフォーカスして、そちらの生き方にシフトしていきたいな~と思っております( *´艸`)
皆さんはどんな価値観で生活されているのでしょうか?
いろんなご意見を伺ってみたいです( *´艸`)