土佐市「アーデン」さんのモーニング(プチパンセットB)
今日は、とっても素敵なモーニングに出会ってしまいました。
土佐市の「アーデン」さんのモーニング(プチパンセットB)です。
毎朝焼いているという手作りパンが3種も楽しめる、パン好きにはたまらないセットです。
一番手前がレーズンパン。
表面にザラメがのっていて、上の部分だけちょっとハードに焼き上がっていて、とっても美味しい。
小さめサイズなのに、レーズンたっぷりでした。
左隣が、プレーンのパン。
表面はパリッと、中はもっちりふわふわです。
ほんのりあたたかくて、専門店で売っているようなクオリティです。
バターと苺ジャムを付けていただきました。
中央にあるのが、シナモンロール。
やさしい甘さとシナモンの香りで、デザート代わりにちょうど良かったです。
サラダ、ベーコンエッグ、オニオンスープもついて、気分は貴婦人のモーニングです。
そして、特筆すべきはこのコーヒー!!
一口含むと、甘さとフルーティーさが弾けて、火花が散るようなショックを覚えました。
コーヒー好きではありますが、苦い系か酸味系か・濃いか薄いか、くらいしか味がわからない私ですら、感動する美味しさです。
今までに味わったことのない色々な風味が溶けあっていて、スッキリしているのに、とっても賑やかで華やかな印象でした。
コーヒーはクセ(よく言うとコク)があるのが普通だと思っていましたが、こんなにも雑味がなくて風味豊かなコーヒーがあるなんて・・・
春らしい山吹色のコーヒーカップもかわいい( ^∀^)
ソーサーにシルバーの模様が入っていました。
カップの内側も、おそろいのシルバー。
持ち手の親指の部分が平らになっていて、とっても持ちやすかったです。
そういえば、お冷とおしぼりも絵になるセンスでした。
1人もぐもぐ食事をしていると、常連さんとマスターが興味深い話をされていたので、盗み聞きしてしまいました。
ブレンドコーヒーは一般的に、数種類の豆をブレンドしてから焙煎したものを仕入れるそうです。
けれどもその方法だと、それぞれの豆に適した焙煎ができません。
そこで、それぞれの豆に適した焙煎を一種類ずつ行った後にブレンドするという手間のかかる方法にされたそうです。
この話を聞いて、コーヒーが衝撃を受けるほど美味しかった理由が分かりました。
ブラックコーヒーは苦手で、いつも必ずミルクで中和するのですが、このコーヒーはミルクで水を差す気分になれず、最後までブラックでいただきました。
最後に一口飲んだコーヒーは、それまでよりもすこし酸味が立ってきたように感じたので、調べてみたところ、人間の味覚は、温度によって感じる味が変わるそうです。
3種類の美味しいパンをほおばりながら、ゆっくりと味(温度)を変えていくコーヒーを楽しむ優雅なひと時でした。
また土佐市方面に来るときには、お邪魔したいと思います( *´艸`)