入院中の夫に着替えを持って行ったら、看護婦さんに娘だと勘違いされて嬉しかったです( *´艸`)
夫曰く、娘ではなく嫁だと言うと、看護婦さんに「おっと~、犯罪者やね」と笑われたそうな。
入院生活も常連だし、今回は特に長引いたこともあって、すっかり看護婦さんともフレンドリーにやっている様子です。
さてさて、紅葉狩りの日のランチは、鬼北町の「みもざ」で日替りランチを食べました。
お野菜たっぷりのヘルシーなメニュー。
この日のメインは魚の唐揚げ。
野菜サラダの隣の小皿は、醤油みたいに見えますがコーヒーゼリーです。
「醤油みたいに見えますがコーヒーゼリーです」って、日本語シュールすぎませんか?
自分で書いていて、首を傾げました。
ひじきと、ピーマンの和え物、切干大根、白菜と人参のお漬物。
これに、お味噌汁とご飯が付きます。
写真を撮り忘れましたが、コーヒー付で注文して850円だったと思います。
コクのある美味しいコーヒーでした。
こちらのお店は、NPO法人ひだまり工房さんが運営する障がいがある方の就労支援施設となっています。
レジも配膳も一生懸命やってくれて、こちらが元気をいただきました。
外観や内装もウッディーで可愛く、清潔感もある素敵なお店でした。
メニューもヘルシーだし、女性客が多かったのも納得です。
レジ前で販売していた、くるみパンとオートミールのクッキーもおやつにゲット。
くるみパン、ナッツが香ばしくて、生地もサクサクで美味しかった!
また前を通ったら買わなくちゃ(´▽`*)
夫には、道の駅で坊ちゃん団子の差し入れをゲット。
夫は坊ちゃん団子を食べない癖に、買いたがるんです。
ほんと謎行動。
前回、「坊ちゃん団子買いたい」「前も食べなかったでしょ」で本気のケンカをしました。
結局買ってあげなかったのですが、ずいぶん長いことむくれていて、ちょっと可哀そうなことをしたかな、と心にひっかかっていたので・・・
もし今回、団子を食べずに団子と共に退院してきたら、もう二度と買ってあげませんヽ(`Д´)ノプンプン
さてここからは、紅葉狩り番外編と題しまして、滑床渓谷に辿り着くまでの写真を載せたいと思います。
まずは、「道の駅 よって西土佐」周辺で撮影したこちら。
山間に、もくもくと濃い霧が。
これ、雲海ってやつじゃないですか??
初めて見た~( ゚Д゚)
もっと近づきたかったけど、目的地とは反対方向だったので断念。
お次は道すがらの紅葉。
橋の向こう側が良い感じに色づいていたので、車を停めて見に行きました。
橋から下を覗き込むと・・・
うわっ、まさに紅葉の絨毯!!
鮮やかなマジェンタに染まった葉の隙間から水面が覗いて、なんとも幻想的でした。
真上の至近距離から見下ろす紅葉は、とっても豪華でした(´▽`*)
満開のツバキにも遭遇して、またまた途中下車して撮影会。
なかなか目的地につきません(笑)
ちょうどシーズンに、夫が体調を崩してしまい、見に行けなかったコスモス畑。
ギリギリ間に合いました。
コスモスたち、一斉に東を向いて日の出を待っていました。
向日葵が花の向きを太陽の動きに合わせるのは有名ですが、コスモスもそうなんですかね?
お気に入りの一枚。
タイトルは『太陽礼賛』。
こうして見ると、無数にある花が皆、太陽の方を向いているのが分かるでしょ?
朝露に濡れて、太陽を待ちわびる健気な背中に胸を打たれました。
古代の民衆が、太陽を敬って礼拝しているようにも見えて。
生き物はみんな、本能で明るい方を向くのだと気づいたのです。
本能のままに、明るい方を、温かい方を、明日の方をひたすらに見ていればいいのだと。
バイクでカーブを曲がる時、道の先を見つめていないと曲がり切れないと聞いたことがあります。
人は、見ている方向に引き込まれるように動くのだと。
暗い方向ばかり、間違った方向ばかり見ていると、そちらへ引き込まれるのは自明の理。
古来は日本でも「馬のはなむけ」と言って、旅人の安全を祈願して馬の鼻先を旅立つ方へとむける儀式を行ったそうで、これが「餞(はなむけ)」の語源となった、と古典の授業で習いました。
学生だった当時はおかしな風習だなと思いましたが、昔から人間は、馬に目的地の方を向かせること=馬を目的地に到達させることだと知っていたのでしょう。
「行きたい」と思うことはすなわち、「生きたい」と思うことと同義なのかもしれません。
目的地の方をきちんと見ることで、自然と足は目的地に向かいます。
間違った方を向かないこと。
闇を自ら覗かないこと。
コスモスたちに、大切なことを教わりました。
はてさて、長くなりました紅葉狩り特集も、次回で最後になります。
次回は、帰り道に寄ったもう一つの滝をご紹介します。
どうぞよろしくお付き合いくださいね。