今日はスタッフの面接でした。
面接される側の緊張感には及ばないでしょうが、こちらも多少は緊張するものです。
今日のお相手は良くしゃべってくれる方で、こういう方は指導の仕方がイメージしやすくて、こちらも緊張の糸を解くことができました。
相手が自己開示してくれて、求めている情報を示してくれれば、こちらも何を説明したらいいのか分かりやすくて助かります。
逆に言えば、私の方も自己開示して何を求めるのかを明確にするのが大事だな、と気づきました。
「私はこういう性格で、こういう人と一緒に仕事をしていきたい」と最初に明示することで、相手もどう動いたらいいのかイメージをしやすくなるんじゃないかしら。
自分の希望を表現することは、私はどちらかというと不得手で不慣れだと思います。
けれども、可愛い子ぶる年齢も過ぎたことだし、これからはオバちゃんの強みを活かせるようにシフトチェンジしてみようと思います( ^∀^)
何事も試してみないと!ですね♪
前置きが長くなりました。
お待たせしました、滑床渓谷の目玉・雪輪の滝がこちらです!!
巨大で滑らかな一枚岩の上を、静かに水が滑っていきます。
すごく穏やかな滝なのに、ねじ伏せられるような威圧感を覚えました。
これが畏敬の念ってやつでしょうか。
「キレイ!」「スゴイ!」
とかじゃなくて、
「ごめんなさぁい」「お許しください~(*ノωノ)」
って気持ちになるのは私だけでしょうかね??
ここへ至るまでは1.2㎞の山道を登ります。
実は20代の頃にも来た事があって、山道がすごく辛かった記憶がありました。
あれから15年たった今回、さぞかし息も切れ切れになるだろうと覚悟していましたが、意外にあっさりと到達できて嬉しかったです。
この歳になって、体力アップしているのかしら( *´艸`)
というのは冗談で、おそらく前回よりも寄り道をしては撮影会をしていたから、ただひたすら山道を登るよりも楽だったのだと思います(笑)
それでは、寄り道の数々をご覧ください♪
まずは、登り口からすぐの横に三つ並んだ短い滝。
滝三兄弟ですね(´▽`*)
なめらかな岩とゴツゴツの岩が混在しています。
「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ」
学生時代に覚えたきり、何十年も記憶に上ることなどなかった和歌が、ふとした拍子に浮び上ってきて驚きました。
記憶というものは不思議なものです。
生まれてからの出来事や考えたことの全てが、小さな脳の中に納まっているなんて信じられますか?
けれども時折、今回のように膨大なデータの中から本人すらも忘れていた事を思い出させてみせるので、我ながらビックリします。
所々紅葉もしていて、岩や清水に落ち葉が模様を付けていました。
渓谷美もさることながら、山道にも心惹かれます。
苔むした岩と木肌。
もののけ姫の世界ですね。
木霊たちがカラカラ鳴いていてもおかしくない。
この石段になっている部分を登るのがすごくキツイのですが、写真に収めるには奥行きがあって素敵な景色。
トトロみたいなでっかい岩。
立派なのに可愛くて、ギャップ萌えしました。
岩と岩を繋ぐ橋も姿が良かった(*´▽`*)
水じゃなくて岩が流れてるんじゃないかと見紛うほどの、無数の岩・岩・岩・・・
機械で切断したような石が緻密に積みあがる対岸。
これが自然のなせる業なんでしょうか?
一体どんな力が働けば、こんなことになるんでしょうか・・・
あちこちにある木のウロから、何かに見られているような気配を感じましたよ・・・
転石注意の看板があり、枝をつっかえ棒にしていました。
いや、何の役にも立たへんやろ!
これこそ、焼け石に水。
転石に小枝。
ナンテン?かと思ったら、センリョウという名前らしいです。
クリスマスカラーでとっても可愛い。
「♪クリスマスまでには 間に合うように 私の元へ 帰って来てね♪」
という歌がありましたね~。
夫君、クリスマスまでには帰って来てくれると信じておりますよ〜。
「星のカービィ」ってご存じですかね?
カービィそっくりの色と形の可愛いキノコ・・・と思ったら、マメホコリという粘菌みたいです。
粘菌ってなんじゃらほい?
と調べてみたところ、キノコなどの真菌類と違って、粘菌は細胞内の原形質流動を原動力として移動と捕食ができるとのこと・・・(;´∀`)
よく分からんけど、なんか不気味だぞ。
触らなくて良かった(;´∀`)
以上、雪輪の滝周辺のレポートでした。
次回はランチ編です。
よろしかったら、お付き合いください。