松野町のパン屋さん「森とパン」のグリーンカレーピザ
先月、大宮に百合を見に行った帰り道。
愛媛県の松野町方面に山道を進むと、ぽっつりとお洒落なパン屋さんが現れます。
「森とパン」。素敵な店名です。
お伺いしたのは平日の昼下がり。
あやうく、最後のピザも売り切れ寸前でした。
滑り込みでゲットした、グリーンカレーピザ。
ロボットの顔みたいにトッピングが並んでました!
トッピングは ズッキーニ、なす、パプリカです。
この日はお腹がいっぱいで、冷蔵庫にて翌日に持ち越し。
翌日 仕事から帰ると、夫がランチプレートを作成してくれていました。
新玉ねぎとコンビーフを和えたもの、缶詰のミネストローネ、サラダは頂き物の蜜柑ドレッシングで♪
グリーンカレー、スパイシーで とっても複雑な味でした。
おそらく、ここでしか食べられない味だと思います。
HPをチェックしてみると、「地元野菜をふんだんに使用し、
ココナッツミルクやナンプラーを効かせたグリーンカレーが贅沢にのっており・・・」と書いてありました。
複雑な味がするはずだわ( *´艸`)
「森とパン」は、カリフォルニア州のベーカリーカフェ、「Brio Brio」が監修しているそうな。
同店から受け継いだ天然酵母も使用しているんだって。
道理で、うまく言えないけれど「シュッとした」パンだと思いました。
襟を正して「ベーカリー」と呼ばなくちゃ、って感じ。
こちらのパンは、「水際のロッジ」で 宿泊客にも提供されているそうです。
滑床渓谷にあった「森の国ホテル」をリノベーションして、「水際のロッジ」に改名したんですね。
「森の国ホテル」は、夫と結婚する前に訪れた 思い出のホテル。
急に親近感が湧いてきました。
コロナが落ち着いたら、「水際のロッジ」にもお邪魔してみたいです。
それはそうと、「森とパン」さんは 山深い立地にある上に、土日限定の営業。
加えて、売り切れ次第 閉店という超レア店舗。
次に食べられるのはいつかしら・・・
とりあえず、前を通ることがあったら また覗いてみようと思います。
お洒落で、思わず持ち帰りたくなったショップカード。
お若い女性の店員さんに、
「ショップカード、いただいていいですか?」
と声を掛けると、
「はい、もちろんです」
と恭しく頭を下げて下さいました。
うわぁ・・・めっちゃ感じいいやん。
「はい、もちろんです」
なんて、言ったことないかも。
いつも、
「はい、どうぞ」
って言っちゃってたなあ。
なんなら、「はい、どうぞ」でも丁寧だと思い込んでた。
でもさ、よくよく考えると、「はい、どうぞ」って「ご自由に・ご勝手に」という【許可】のニュアンスが強いかも。
「あげる私」と「もらうアナタ」という 主体と客体が分断されているイメージ。
一方、「はい、もちろんです」だと、「もちろん、そのためにご用意しております」という【賛同】の気持ちを感じませんか?
暗に ショップカードを持ち帰ってもらう喜びも感じられて、
まさに お客さんに寄り添う言葉だなあ・・・とほっこり。
お店側とお客さんの気持ちが分断されず、一体感がありますよね。
深層心理や思考の癖は、かくも たった一言に表れる。
そしてそれは、いつも使う決まり文句となっており、
使っている本人すらも 自らに潜んでいる心理に気づきにくくなっている・・・
だからこそ。
素敵な言葉に出会う度に、自分の使い古した言葉をアップデートしていくことが大切だなあ、と思ったのでした。
ちなみに、さっそく「はい、もちろんです」を使ってみたところ、
お相手の反応は上々で、ご機嫌よく会話が弾んだように思います。
皆さんが 最近出会った 素敵な言葉は何でしょう?( *´艸`)