読書記録:稲盛和夫著『信念を高める』

京セラの創業者である稲盛和夫さんの講話CD付き著書。

『信念を高める』。

迫力あるタイトルですね( *´艸`)

 

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一言でまとめると、ナポレオン・ヒルの『思想は現実化する』や「引き寄せの法則」を「信念」にフィーチャーして語った本、という印象です。

 

願い方が半端では、叶うものも叶わない。

理屈で考えて、表面的に願った程度じゃないか?(;・∀・)ギク・・・

潜在意識にまで浸透する程、信念となるまで掘り下げて考えているか?(;・∀・)

ギクギク・・・

 

引き寄せの法則」は知っているけど、いま一つ・・・という方、

信念アプローチ、取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

話は少し逸れますが、稲盛さんの魂に関する哲学が興味深かったです。

 

私が理解できた範囲で、説明してみようと思います!

まず・・・皆さん、チョコボールはご存じですね?

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ピーナッツをチョコレートでコーティングした国民的お菓子です。

 

このピーナッツを、魂の真ん中にある「真我」とします。

「真我」は良心と理性に基づいた、純粋で美しいものです。

 

しかし、魂も成長するにつれ、「本能」→「自我」→「五感」そして「知性」といったものを身につけていきます。

 

これらは、「真我」の周りをどんどん厚くコーティングしていきます。

ピーナッツの周りのチョコレートがどんどん層を重ねていき、

やがてチョコレートの表層部分だけで思考し、生きるようになっていく。

 

反対に死にゆく時は、「知性」→「五感」→「自我」→「本能」の順に失っていき、

やがて「真我」に還ってゆく。

生まれた時と、逆のルートを辿ります。

 

死に向かって、チョコレートの層が少しずつ摩耗していき、やがてコロリと無垢なピーナッツが出てくる。

 

チョコレートの呪縛から解き放たれたピーナッツはやがて、軽やかな鳥のように空へと羽ばたいてゆく。

 

チョコボールのキャラクターは、だから鳥がモチーフなのか・・・(ウソです)

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なんだかキョロちゃんが神々しく見える・・・( *´艸`)

 

キョロちゃんはさておき、

 

老いることは、ただ還っていくこと

 

と捉えることで、少し肩の力が抜けて 楽になれたような気がします。

老いることへのネガティブなイメージが減り、抵抗感が薄くなりました。

・・・チョロい。

「チョロちゃん」と呼んでもいいよ( *´艸`)

 

新たな知見を得て、また一つチョコレートの層を厚くしてしまった私ですが( *´艸`)

学びを得て、ピーナッツから離れるほどに。

逆に、ピーナッツの全容が俯瞰で見えるかも。

(自らを客観的に見る「メタ認知」ですね!)

なんて言い訳しつつ、気の向くままに ゆるりと学んでいきたいな~と思います( *´艸`)

 

 

真っ赤な葉っぱみたいな花?と思ったら・・・

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これが、ブーゲンビリアらしいです(アプリに教えてもらいました)。
名前だけは知っていて、あと南国に咲くイメージだけはあって・・・

勝手に頭の中でハイビスカスみたいな花を当てていました。

 

イメージって、毎日ごく自然に繰り返しているけど、

実際とは全く違う物を描いているのですね!!

 

知らない物・分からない物は、勝手に自分の知っている物としれっと置き換えている。

 

世界は、自分のフィルターを通してしか認識できていない・・・

 

人それぞれ、これだけ違ったイメージを抱きながら、

相手も自分と同じイメージを持っていることを前提に会話している私達・・・

そりゃ、かみ合わなくて当たり前だわ( *´艸`)

 

も一つ、肩の力が抜けちゃいました。

 

皆様も、ゆるーりと、楽しい明日を創っていきましょう( *´艸`)