読書記録:林健太郎著『できる上司は会話が9割』
できる上司=部下の悩みに対して、適切な答えを与えられる上司
だと思っていました。
この本を読んで、全く違ったことに驚きました。
林健太郎さんの『できる上司は会話が9割』。
部下から相談されても、すぐに答えを教えてはダメなんですって。
ひたすら相手の言葉を復唱して、相手が本当に話したい話題を探ることが大切なのだそう。
そうすることで、相手が自分で考え、問題を解決していく力を身に着けていくのだとか。
相手の言葉を復唱し、承認する。
辛抱強く問い掛け、相手の真意に迫る。
言葉にすると簡単そうですが、やってみると、ずっとずっと難しいと思います。
何度かトライしてみましたが、こちらのスキルはもちろん、相手の言語力や理解力も必要となってきます。
お互いに、日本語で話しているのに、びっくりするほど意思疎通ができない(;^_^A
今まで、いかに「(言葉を使って)共に問題を解決する」という事に取り組んでこなかったかを痛感させられました。
う~ん、無意味な雑談しか交わしてこなかったのかも・・・
もっと自分の言葉に責任を持とう、一言一言のやり取りを大切にしてみようと思いました。
コーチングの第一歩である、復唱と共感すらなかなか出来ない・・・
概念としては、単純なのに!!
そういう思考回路が自分の中にないんでしょうね(;^_^A
問題があると、即一人で解決したくなる。
「こうするから」と説明して、早速改善したくなる。
「話すだけで楽になる」とか「ただ聞いてもらいたかった」なんて気持ちになったこともない(笑)
コーチング云々というよりも、人間として器とか
考え方がまだまだ未熟なんだろうな~と・・・
先は遠そうですが、試行錯誤しながらちょっとずつ慣れていけたらいいな~と思います( *´艸`)