藤の瀬バラ園、見頃です

この春、3カ所目のバラ園。

四万十市西土佐にある藤の瀬バラ園へ行ってきました。

 

途中は、なかなかの狭い山道。

いわき食堂の前で「藤の瀬バラ園」ののぼりを見たきり、なんの案内もないまま、

人気のない山奥へと分け入っていきます。

しばらく車を走らせても、ただただ山道。

「この道で合っているのかな?」だんだん心細くなっていきます。

完全に引き返すタイミングも見失ってしまい、

不安を募らせながらも進んでいると、ようやく目印の大宮郵便局が見えてきました。

 

一度、バラ園の前を通り過ぎるとすぐ道淵に駐車場があります。

入り口の料金箱に運営協力金300円を納め、いざ入場。

畑の一角が、色とりどりのバラで埋まっていて、ここだけがぽっかりと別次元の雰囲気でした。

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雨上がりの露を含み、瑞々しさが際立つ花々。

先週 愛媛のバラ園に行った時は快晴でしたが、今回は曇り空の下。

花の色の見え方が全く違いました。
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快晴の元で楽しんだバラは、光を弾いて明るく輝いていました。

曇り空の元愛でるバラは、花自体が淡く発光しているかのように見えました。

蛍光ペンのように、ぼうっと光るような色合い・・・

色ガラスにキャンドルを灯したような、やさしくて深い色味・・・


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日光の加減でこんなにも花の色が違って見えるとは・・・

人間は光の反射で色彩を認識しているんだなあ・・・と、改めて視覚のメカニズムを感じました。

陽の光あってこそ、受容体である自分の体があってこその、この景色の素晴らしさ( *´艸`)

 

もちろん、このバラ園を立ち上げ、花のお世話をし、美しい風景をシェアして下さる運営の方々にも、大感謝です( *´艸`)

あ、山道の運転を頑張ってくれた我が夫にも♪


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のんびり、曇り空の元。

目黒川のせせらぎに、ホーホケキョと鶯の聲。

花の一輪一輪に向き合い、スマホのシャッターを切る。

たちまち、カメラロールが色とりどりの花で埋まる。

この花を見せたい人達がいる。

さあ、どんな言葉で語り掛けようか・・・

 

うーん、幸せ( *´艸`)

 

幡多地域から、気楽にお出かけできる距離のバラ園。

山道にお気をつけて、ぜひお出かけあれ( *´艸`)