宿毛での用事を急いで切り上げ、モーニング目指して四万十市へ。
11時までに四万十市の町中まで辿り着くのは、微妙な時間。
少し手前の 喫茶 柊に行く事にしました。
入口を開けると、元気な店員さんが
「おはようございます!何名様でしょうか?」
と声を掛けて下さいました。
「あ、1人なんです。構いませんか?」
ゆったりサイズのボックス席と座敷席ばかりなので、お一人様を恐縮していると、
「どうぞ、どうぞ!お好きなお席へ〜(^^)」
と、明るいご案内。
気持ちがいいです(^^)
最近連続で注文しているホットケーキのモーニングを 今日も。
子供の頃に喫茶店で食べたホットケーキも、こんな感じでした。
父と母と、時にはいとこ達も一緒にほぼ毎週末通っていた喫茶店。
「あさしお」という名前の目元が朝潮関にそっくりで、ブリッと太った野良猫が住みついていた喫茶店。
無くなって、もう30年くらい経つでしょうか。
柊のホットケーキの、バターとシロップの香りに包まれる度、記憶の中の喫茶店が鮮やかにフラッシュバックします。
食事を終えて雑誌を読んでいると、さっきの元気な店員さんがプレートを下げに来てくれました。
「お下げしてよろしいですか?ゆっくりしていって下さいねー(^^)」
マスクをしていても、目元が笑ってくれているのが分かります。
作業中でも視線を残してくれて、口だけ(言葉だけ)でないのが伝わると、本当に印象がいいですね♪
中には、運んで来た料理がテーブルに完全に着地する前に、もう帰る方向に顔が向いている店員さんもいらっしゃいました。
忙しいんでしょうねぇ。
私も仕事中、すぐ背中を向けて作業に戻っちゃったりしていると思います。
ほんのちょっと余裕を持てばいいだけなのに、つい作業中心になっちゃいがち。
相手に与える印象で、損してしまっていますね。ふんふん、気をつけよう。
思わぬ収穫もあった モーニングとなりました。